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接阻峡ツー前編







今日は久し振りのツーリングでした。


先週は横浜出張で土曜日の昼過ぎに帰ってきたはいいけど、用事で終わり、夜はグラチャン

見ながらブログをアップしてたらいつの間にか寝てしまいました。







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早く起きたはいいけど二度寝してしまい、集合場所の道の駅富士には遅刻しそうだったので、

東名富士Interから高速に乗り、清水Interで迎え撃つことにしました。

それなら十分に間に合うはずなのだ。


みんなにメールしてから慌てて支度をし、いざ東名へ。




今日は天気予報通り、綺麗に晴れ渡っています。


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これは楽しいツーリングになりそうだ。








新蒲原を過ぎ、由比興津をクリア、順調に清水に向かっていたその時っ!


エンジンがもたつき始めました。


そう、ガス欠の症状です。


すかさずコックを捻ってみたが・・・・・・・・


ガソリンが流れていかないようだ。


トリップを見てみると、なんと190kmを超えているじゃないですかっ!


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おいらのエリミのタンクは満タンで11㍑。


購入した頃の燃費は10km/㍑だったので、100km走ると予備タンになってしまうという、

少食な上、消化が早いヤツなのだ。


それがなぜか、ここ数年というもの、理由もわからず燃費が16~17㍑と向上してたのでした。


それでも170kmで予備タンに切り替えなきゃならないので、空ッケツなわけです。


いやね、出発する時にメーターは見てたんです。


170kmくらいだったなぁって。


でも、たぶん車と勘違いしてしまったのか、「まだ全然ヘーキ」だと判断してしまったようです。


そして、タンクのコックなんですが、170kmも走ってるわけですから、予備タンになっていても

おかしくないわけです。



いや、既に予備タンだったんです。


そう、タンク内に1㍑くらいしか無い状態で東名に乗ってしまったのです。


で、完全に停車してしまった場所は清水Interまであと数百mのところでした。


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ここまで来れたのは高速道路だったからですね。




ズームしてみるとInterが近いことがわかります。


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・・・・・・・・・・・・






押してくか・・・・・・・・





仕方なくえっちらこっちらと押していくと、後ろにNEXCO中日本の巡回車がやってきました。






「どうしました?」

「いえ、ガス欠で・・・・・」

「手伝いましょうか?」

「いえ、Interが近いので大丈夫です」

「では、後ろからついていきます」

「いや、ひとりでも大丈夫ですよ、近いので」









「実は【危ない】と100当番通報があったのです」






なっ、なんですとぉ??????






知らない間に 警察沙汰 になってたのか、オレは・・・・・・・・・・



なので、大人しく後ろで見守ってもらいながら清水Interへと到着したのでした。




そして、なんとかみんなと合流しガソリンを入れたけど、もうその頃は体が限界でした。


汗はびっしょだし、へろへろだし。


もちろん、おいらが全て悪いのです。





で、気を取り直してstarryさんが待つ谷稲葉Interへと向かうことにしました。


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*ふぉれすた~さん提供




ガソリンを入れるために上り側へと降りたため、Uターンしなきゃなりません。


なので、次の大きめの交差点で右折の→が出てからUターンかましたんですが・・・・・・・


なぜかパ●カーに後ろから呼び止められました。


Uターン禁止だったのかっ?て思ったけど、右折の→が出てない状態で右折したとのこと。


つまり、信号無視にあたるようなのです。

どうやら、直進の信号が赤になってから右折の→が出るまで5秒ほどのタイムラグがある特殊な

信号だとか。


ひとりだったら言いたいことはたくさんあったけど、おいらが先頭だったため、みんなに迷惑をかけるわけにはいかないので、大人しい対応で無罪放免としていただきました。



はぅ・・・・・・



この時点でもはやツーリング気分はナッシング。


この信号沙汰にしたって、おいらがそもそも遅刻をしなければUターンすらなかったはず。


この先もなにが起こるかわからない雰囲気です。





でも・・・・・・・・・・・・・




やはりツーリングを楽しみにみんな集まってるのでそうはいかないっす。



再び気を取り直してビクビクしながらの走行となりました。


あっ、初めて参加してくれたしのぶちゃん、いきなりでごめんなさい。

これに懲りずにまたお願いしますねー。




だば、今度こそstarryさんが待つ谷稲葉Interへと向かいます。


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そして、約1時間遅れでstarryさんと無事合流しました。



ひとり先にstarryさんトコに走ってくれたおっくんが全てを説明してくれてたそうですw


starryさん、ごめんなしゃい。




で、即スタートとなりました。

時間も押してしまったので、取りあえずはランチを目指すことにしましたw

starryさんと合致したのは家山の「たばこや食堂」です。



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そして順調に「たばこや食堂」へと到着したのですが・・・・・・・・


残念ながら、なぜか休みでした。


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近くの抹茶タイヤキもお休みらしい。



たばこやの駐車場で途方に暮れる面々。


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*ふぉれすた~さん提供



んでも、starryさんは他にも情報を持ってたのでそこへ移動することにしました。



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この頃には気持ちはツーリング気分に高まっていたおいらがいました。





そして到着した食事処はこちらです。


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お食事処うりや・・・・・・


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みんな、心の中では叫んだでしょう、この言葉を。










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実際、声に出してたのが数名いたしw




店先ではヤマメを焼いていました。


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旨そうっす。


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でも、店内のお品書きには「ヤマメの塩焼き定食」はありませんでした。


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塩焼き単品は450円なので、2尾付けて定食にすると高くなっちゃうからかな?




こちらは、おっくんの注文した「しめじそば」650円

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しのぶちゃんのしめじうどん650円

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starryさんのしめじ丼650円

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きのこ系は苦手だけど、なんだか旨そうな丼でした。



そして、おいらとぱきちさん、子連れライダ~さんが注文した天丼750円です。

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いや、あの、その・・・・・・・・



場所柄、山菜、野菜系かと思ってたんです。

しめじにカボチャに葉っぱ系みたいな。

海老天丼とはびっくりしますた。



しかも、玉子でとじてある。

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天玉丼っすね、これは。

んでも、優しい味付けと、厚い衣はこの丼に合っていました。

けっこう旨かったです。




そして食べ終わる頃、お店のおばちゃんが「SLが来ましたよ~」って。



そう、このお店は大井川鉄道沿いにあるのです。

汽笛も聞こえてきたため、まだ食べ残してたけど、慌ててお店を出ました。




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来てます来てます。


逆光なのが残念!


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製造台数が少ない、C10型でした。


いいねぇ、蒸気機関車って。


いつかはまた乗りに行ってみたいです。




さてさてさて、残りを食べたあと迷惑かけたみんなの食事代も払って再び外に出ました。



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ススキが初冬の空に揺れていました。



さーて、次はどこですか?



もうね、starryさんにおんぶにだっこのツーリングですw

そして次は塩郷の吊り橋 『久野脇橋』に連れてってくれるとのこと。

ここは昔から是非一度は行ってみたかった橋なのです。


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そして久野脇橋に到着しました。


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ってか、恋金橋って何だよw


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無理くり愛称を付ける必要はないと思うんだけどなー。




この橋の魅力は大井川に架かる一番長い吊り橋ってのもあるんですが、

これなんです。


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写真ではわかりにくいけど、まずは 民家の上 から始まり、道路、線路、そして大井川へと続くのです。


民家の屋根の上に吊り橋があるって・・・・・・・

とっても非日常かと。



しかも、狭いんですってば、板の幅が。


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でも、みんなへーキで渡り始めました。


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右足がギリなのに、余裕のアフリーモッコス君w


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そして、おいらはというと、ほら、あの、止めてるバイクが心配じゃんw


なので、ちょこっと行ってすぐ戻りました。


ほら、バイクが心配だからw


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だってさー、この光景なんっすよー。


ありえないっしょ、なんかさー、こんな光景。


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んでも、一度は行きたかった吊り橋に行けたので大満足でした。


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そして次は千頭経由でダム湖に行くとのこと。


千頭かぁ・・・・・・・懐かしいなぁ(秘)



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しばらく奥に行くと何故か渋滞が。


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この先、道幅が狭いために片側通行にしているようでした。


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んでもって、千頭駅に到着しました。


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C10型の後継機、C11型がスタンバイしていました。


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ちょこっと進むと、そこにはポニーの愛称のC56型が。


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このC56型はタイからの帰国のため、緑や赤のカラーリングを施されているのが特徴です。


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ぱきちさんも、思わずニンマリです。


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にしても美しいよなぁ、この動輪。


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たまんないっす。



もちっと進んで駅前に行くと、そこには先ほど走ってた「C10 8」がいました。


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現存するC10型はこの「C10 8」1台だけのようです。




バイクにしたって車にしたって、時代とともに淘汰されていくもの。


いくらいつまでも残ってて欲しいって思ったところでそれは一般レベルでは無理があります。



でも、時代を駆け抜けた蒸気機関車・・・・・・・・・



いつまでも残って欲しいものです、ホント。








     夏 草 に 汽 罐 車 の 車 輪 来 て 止 ま る    山口誓子







今の季節ではないけれど、中学校の時学んだ俳句の中で一番好きな句でした。


俳句なんてまったく興味はなかった中学時代、たった5.7.5の17文字なのに、まるで映画の

ワンシーンを見たかのような錯覚をした記憶があります。

いろいろ風景を想像したものでした。



当時はまだ近代的だった鉄の塊りの蒸気機関車と、しなやかな夏草との組み合わせが不思議

だったけど、なんだかとても躍動感を感じたものです。





あっ、レポはこの辺で勘弁してください。


また明日から出張です。


続きはまた来週ってことで。


See you next week!

by zl750sp | 2009-11-15 08:30 | バイク

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