タイ旅行⑥
親切を装ったオッチャンの甘い罠から逃れ、無事渡し船に乗ったおいら達は「ワット・アルン
(暁の寺)」に着きました。
敷地に入ってすぐ、日本の観光地でもあまり見掛けなくなった記念写真用のボードを見つけました。
そう、顔の部分がくり抜かれたやつです。
調子に乗って仲間に撮ってもらったら・・・・・・・
すかさず隅っこからオバチャンが走り寄り、ボードの下を指差しながら
「40バーツ、40バーツ」
と言うじゃあーりませんか。
ボードの下の方を見ると確かに「40」と小さく書きなぐってありました。
払いましたよ、40バーツ。
日本じゃ絶対払わないですけどね、ってか、日本じゃありえない商売方法ですけど。
すげー、商売やってるなぁ。
うっかり写真も撮れやしない(笑)
してやられました、タイのオバチャンに。
まさに、飛んで火に入る夏の虫ってやつですね、おいら。
まぁ、これもタイならではの思い出です。
気を取り直して大仏塔を見学しました。
凄いですねー、荘厳ですねー。
これぞ、ゲージツです。
一から造ることを想像したら気が遠くなりました。
表面には陶器を貼付けてるらしいです。
塔には途中まで登ることが出来ます。
でも、タイじゃなかったら・・・・・・・
絶対に登りません!
この急階段ですよ!
高所恐怖症のおいらには考える時間が必要な角度と高さでしたが、ここはタイ。
次があるかどうかもわからないので、エイヤッとばかりに登りはじめました。
清水の舞台から飛び降りるとはこのことですね、 タイだけど。
ドキドキの上からの撮影です。
必死の思いで登った上からの景色はこんなんです。
クリックスルナガイ
さて・・・・・・・・・
そうなんです、川崎さん。
登るのは無我の境地でいけばさもないんです。
でも、下るのが・・・・・ あれこれ考えちゃうんですってば。
絶対、落ちた人、いると思う。
年配の方もけっこういたし。
マジで怖かったです。
寿命が縮まりましたね。
改めて下から撮ってみました。
自己責任なんだよなー、タイって。
まるで何かをやり遂げたかのような気分で渡し船場に戻りました。
チャオプラヤー川には貨物船のような船が何隻も行き来していました。
めっちゃ長くてかなーり不気味な様相です。
ちなみに、Google Earthで確認したらこのサイズです。
ワット・アルンが遠ざかっていきます。
ふっ、いくらアユタヤ時代からの歴史があろうと、今回はオレの勝ちだな、なんてわけわからないこと思いながらワット・ポー側に着岸しました。
さてさてさて、そろそろお腹が減ってきました。
船乗り場にあるレストラン風のお店にも惹かれたんですが、白人で満員ですた。
仕方ないので船乗り場を離れ、活気のある屋台が立ち並ぶところに行ってみました。
調理されたいろんな食べ物が所狭しと並べられています。
もちろんすぐそばは人でごった返し、近くをバスやタクシーが行き交っています。
ハエがたかることなど、誰も気にしていません。
本当は屋台を食べ歩きたかったんです。
タイの魅力が満載ですからね。
でも、ツアコンの人にキツク言われてました。
「屋台では食べるな」 と。
短い滞在だし、免疫もないので腹を壊したらどーすんだと。
確かにそうなんですよね。
慣れれば問題ないんでしょうけど、初めてだと体がびっくりするかも。
なので、屋台の奥にある食堂に入ってみました。
メニューの一部はこちらです。
屋台よりは高く、小奇麗なお店よりは安いって設定です。
おいらはハイネケン50バーツにミートボールヌードル35バーツを注文しました。
ミートボールヌードル約100円
ミートっていうより、魚の練り物っぽかったけど、間違えたのかな?
タイのヌードルは春雨みたいな感じです。
コシはあるんですけどね。
テーブルにはいろんな調味料があるので当たり障りない程度に使ってみます。
ハイネケンとヌードルで約250円。(お店価格)
日本じゃ、安いとこでも800円くらいですよね。
物価が安くてありがたいです。
さーて、食後は王宮に入ってみましょう。
さすがに軍人さんっぽい人達がいました。
なんか、贅沢な空間だなぁ。
ここでは奥まで入りませんでした。
知識がないおいら達にはどこも同じように感じてしまうんですね。
勉強しとけばよかったな。
結局、ワット・ポーとワット・アルンと王宮で終わってしまいました。
一日じゃ絶対時間がなさすぎますね。
だば、ホテル方向に戻りますか。
取りあえず歩いてサイアム駅に向かってみることにしました。
このバイク、タイではよく見かけます。
タイホンダのファントムといいます。
プーケットでは白バイ仕様も見かけました。
こんなオサレなカブ屋台も。
ってか、これだけの屋台、マジで引っ張って走れるん?
ドリンク類がたくさんだったからかなりの重量があると思います。
ぶははっ!
ありえないってば、これ・・・・・・・・
リヤカーにバイクが突っ込んだんですか?
いや、よく見るとスロットルやクラッチらしきものが見えます。
ばははっ!
曲がるんか?これ!
写真撮ってたら、持ち主が戻ってきました。
王宮の前の道路を涼しい顔して走り去って行きました。
なんでもありなんだな、タイ。
んでもって、大ザッパな地図を頼りにサイアム駅に向けて歩いていたつもりだったんですが、さっぱり近づいていないことに気がつき、トゥクトゥクをチャーターしたのでした。
はい、タイの道路事情は凄いです。
まず、おいら達が乗っているトゥクトゥクは片道2車線からはみ出て走ってます。
2台前のトゥクトゥクなんか、完全に対向車線ですからね。
あいつなんかどうよ?
対向車をかわし過ぎにもほどがあるっ!(笑)
車線に対する向きもわかりにくく、後ろに乗ってるおいらはドキドキです。
なんとかサイアム駅に到着し、BTSでナナ駅まで移動してから、屋台を見て回ります。
とっ、そこで!とうとう激写するチャンスが訪れました。
何回かバスの中から見かけてはいたものの、上手く撮影できなかったそのターゲットとはっ!
カブ5人乗り です。
みっちりですね(笑)
最終日になんとか収めることが出来ました。
凄いよ、タイ。
屋台でお土産用のTシャツ類を買いまくり、2駅分歩いてホテル横のベンジャシリ公園にたどり着きました。
夕暮れが始まっています。
なんかの踊りの練習も始まってました。
帰りたくないな。
部屋に戻って帰り支度を終え、夕飯を食べに出ました。
選んだ地域は日本人向けのお店が並ぶスクンビットエリアです。
いくつかあるラーメン屋さんの中、「珉珉」というお店をチョイスしました。
一部のメニューはこちら。
やはり、日本人向けなんでしょうね、タイではかなり高めです。
まずは生ビールで乾杯。
タイでの最後の乾杯だなー。
おいらは味噌ラーメン120バーツと餃子を食べました。
ラーメンは味はまあまあだったけど、麺が軟らか過ぎでした。
羽根付きの餃子はそこそこだったかな。
食後はぶらっとしながらホテルに戻ります。
これはバンコク最大のデパート、エンポリアムのライトアップです。
ホテルの臨時荷物室で盗撮されていたおいら(笑)
この時、大きな失敗をしていたとは・・・・・・
そしていよいよ空港に向かうことになりました。
帰りの空港はスワンナプーム国際空港です。
めっちゃ広いです。
世界一の広さらしいです。
タイっぽいモニュメント?もありました。
そして搭乗手続きの時にトラブルが!
なんと、おいらのスーツケースから中の荷物を留めるストラップがはみ出てまして、このままでは積めないとのこと。
しかもはみ出た状態で無理やり閉めたため、いくら頑張っても開きません。
時間はどんどん過ぎ、ストラップを切るかガムテで巻き付けるしかないんですが、ガムテも手に入りません。
結局、サランラップみたいなやつで荷物をグルグル巻きしてくれるコーナーに行ってきました。
はぁ~
最後になにやってんだか。
手続き終了後は搭乗までまた時間があるので、空間内のお店を見て回りました。
フレッシュジュースのお店でミックスジュースをば。
想像してたのと違って緑色でした。
ミックスする果物が日本と違うんでしょうね。
旨いことは旨かったです。
そしていよいよ搭乗時間がきました。
あっという間でしたね、時間が過ぎるのが。
機内に乗り込み、パイとオレンジジュースのおやつをいただきました。
そして、機内食です。
帰りだったせいなのか、あんまり美味しく感じませんでした。
せっかく窓際をゲットしたけど、夜のフライトでしたしね。
やっと夜が明けてきたようです。
明ける頃はもう日本の上空でした。
そして、中部国際空港に着陸しました。
名古屋からは新幹線です。
嗚呼・・・・・・・
タイにいた間、ずっと咳き込んでいたけど、とっても楽しい時間でした。
取り合えず、レポはいったん終了ですが、追加の写真や加筆があります。
アップを急いだために、あまりにも簡素だった内容を詳しく手直ししようかと。
書き忘れた怪しいやつもありますので。
あと、総集編とスポットレポをアップする予定です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
また報告しますのでよろしくお願いいたします。
タイ・・・・とってもいいところでした。
by zl750sp | 2008-11-30 22:29 | タイ