のっぽパンが消える・・・・
昨日、daさんのブログでさよなら「のっぽパン」 の記事を目にしたおいら・・・・・・
なんと、7月31日をもって製造を終了するそうです。
びっくらこいちゃいました。
なんでも、成長分野であるバンデロールのフレッシュベーカリー事業に力を入れるために、すべてのパンや和菓子などの製造と、スーパーへの卸販売業を終了するとのことらしいのです。
静岡県民(特に東部地区)にとって、「のっぽパン」は空気のような存在(あって不思議はないけど、なきゃ困る)だったと思う。
そのくらい普通に浸透していたし、愛されてもいた。
売れ筋商品優先で、レギュラー入りがなかなか困難なコンビニでも置かれていたことからその人気のほどがうかがえるんじゃないかと思います。
すごーい昔から当たり前のように食べていた「のっぽパン」
昔は全国で販売してるのかと思ってました。
地域限定だった理由は、「賞味期限が短いので美味しい状態で食べてもらうためには本社工場のある沼津市近辺でなくてはならなかった」ようです。
これはとっても素晴らしい企業理念ですね。
30年、貫いてきたんですから。
どこぞの、●印や●二家、●ートホープなんかに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいです。
でも、だんだん食べる機会も少なくなり・・・・・・・
そしたら、daさんの記事です。
ないものねだりというか、なくなるとなると急に欲しくなるサガというか・・・・・・
一部でもう売り切れ状態という「のっぽパン狂想曲」が流れる中、ヤオハン富士店に仕事帰りの夜遅く寄ってみました。
いつもはお酒コーナーから寄るんですが、今日はパンコーナーまっしぐらです。
正直、あまり期待はしてなかったんですが・・・・・・・・・
ありました、しかも「ノーマルのっぽ」です。
たった2本だけ・・・・・・・
はい、買い占めました(笑) タッタニホンダケド・・・・・・
そう、この特製クリームであるバタークリームがなんともいえない旨さなんです。
最後の?のっぽパン・・・・
久し振りにかじってみました。
ふわふわのパンに独特のバタークリーム・・・・・・
なんですか、これっ!?
多少、幻想回顧的な旨さも加わったかとも思います。
久し振りだったこともあるんでしょう・・・・・
この味を絶やしたらいけないんじゃないかと思いました。
しみじみと旨い んです、ホント。
切ない甘さ・・・・と言ったらもう完璧に回顧趣味なんでしょうね。
でもね、いつでも食べれるからと、ここんとこ食べてなかったけど、どんどん新しく様変わりする菓子パンにも引けを取らない定番の美味しさがあるんです。
そりゃ、そーだよなぁ・・・・・・30年間、愛され続けてきたんだから。
おいら的には「すがきや」のラーメンと同じような感覚かも?
そうだなあ・・・・・・
わかりやすく?比較すると、シュガーバターっていうんでしたっけ?
食パンにバターを敷き詰め、砂糖をまぶしたやつ。
旨いっすよね。
でも、普段そんな食べないと思うんです。
でもでもね、世の中からそのシュガーバターがいきなり食えなくなるとしたら・・・・
食べときたいですよね、せめて最後くらい。
そして、旨さを再認識するんです。
なくしちゃならないって。
そんなパンなんです、のっぽパンって。
たぶん・・・・・・
きっと・・・・・・
近い将来、必ず復活するに違いありません。
のっぽパンの製造元、㈱エヌビーエスの公式サイト
by zl750sp | 2007-07-30 22:30 | 出来事